イタグアでの生活
↑首都上空から撮った写真☆
パラグアイに到着した後は、首都のアスンシオンに3日間滞在し、両替をしたり、JICAのオフィスで事務手続きをしたり、大使館の表敬に行ったりしました。
ちなみに、アスンシオンは結構栄えています*
周囲のアルゼンチンやブラジル、チリなどに比べたら見劣りする部分もあるかもしれませんが、ショッピングモールはたくさんあるし、マクドナルドもあります。スタバはありませんが、コロンビアのコーヒーチェーンJuan Valdez Caféがショッピングモールに入っています。日系人の方がたくさん住んでいる国でもあるので日本食も手に入ります。治安は南米なので夜は出歩かないなど注意すべき部分はありますが、周辺諸国と比較すると良いほうかなと感じます。
1年前にバックパッカーとしてアスンシオンに滞在していた時には立派なモールがたくさんあるなんて知らなかったんですけどね;あの頃は宿の居心地が良すぎてずっとダラダラしてました笑。
というわけで、パラグアイは長期で滞在するのにもとても適した国であると感じます。
3日間の首都滞在の後は、アスンシオンからバスで1時間弱のところにあるイタグアという街で2週間語学研修を行いました。2週間、現地の家庭にホームステイをしながらスペイン語の研修です。70日間の派遣前訓練でスペイン語をがっつり勉強しているはずなのですが、パラグアイに来るまでの間にすこーんと忘れ、全然話せなくなっていました(もともとそんなしゃべれるほうじゃなかったけど…)。
パラグアイではスペイン語の他にグアラニー語という現地語もあり、ホームステイ先の家族に時々グアラニー語を教えてもらうこともありました。
ホームステイ先のママは夜勤専門の看護師で連日忙しそうに仕事に行っていたのですが、毎日違う料理を用意してくれて、しかもそれが全部美味しかったので連日食べ過ぎでした笑。
↓ホームステイが終了する前にお礼がてらシチューを作りました。どこにでもある材料で作れて便利☆
そして、イタグアといえばニャンドゥティという伝統工芸品がとても有名な街です☆
街にはいくつかお店があって、小物だったり、ニャンドゥティのドレスが売られています。
↓最終日にママからもらったニャンドゥティ♡
滞在中にニャンドゥティの作り方を習ったのでこれから自分でたくさん作る予定です♡
語学研修に関しては次回書きます~♪
準備物品リスト
2年間パラグアイで生活するにあたって持参してきたものリスト
2年の期間内で、決められた休みの範囲内であれば帰国することも可能ですが、2年間帰国しないことを前提にした荷物です。南米と日本の往復だとチケット高そうですし…。
日本食は高額にはなりますがパラグアイではある程度購入できることは知っていたのでほぼ持参なし。あと首都に100均があるので(日本の100均の商品を100円~300円くらいの値段で売っているお店)、そこにあるかも?と思ったものは予備の持参なし。
1か月生活してみた感じこれは不要かなと思うものもありますが、いつか役に立つと信じて。。。
航空券控え
外貨 USドル
クレジットカード類
派遣合意書
予防接種証明書 イエローカード
英文医療免許証のコピー
緊急連絡先メモ
印鑑
出発案内
大使館表敬用の服装 (スーツ、Yシャツ2枚、靴、ピンバッチ)
戸籍抄本(本籍地の情報)
JICAボランティアハンドブック
共済会新総合ハンドブック
UNION BANK書類一式
スペイン語学習資料
携帯電話紛失防止用ストラップ
首掛けパスポートケース2つ
旅行保険書類
腕時計
パソコン
一眼レフ
単焦点レンズ
メモリーカード
GoPro+一脚
マイクロSD
iPod
海外対応プラグ4つ(マルチ1つ、C型3つ)
延長コード
スーツケース1つ
バックパック(大) 40L、ザックカバー
バックパック(中) 30L、ザックカバー
サブバッグ 30L、ザックカバー
斜め掛けバッグ
南京錠数個
エコバッグ
手帳、メモ帳
筆記用具
はさみ
のり
ホチキス
穴あけパンチ
看護関連の本2冊
トップス(半袖・長袖数枚ずつ)
パンツ
ワンピース
スウェット
ボディウォッシュタオル
バスタオル2枚
生理用品
虫よけスプレー
ムヒ2つ
汗拭きシート
洗濯ネット 4つ
洗剤
ハンガー数本
寝袋
傘
目覚まし時計 単3電池3つ
ヘッドライト 単4電池3つ
耳かき
爪切り
毛抜き
S字フック
ジップロック
ビニール袋
ソーイングセット
ガムテープ
卓上カレンダー
ニャンドゥティの道具
折り紙
派遣までの流れ
今現在はパラグアイに来て約1か月が経過したところです。
私の応募から派遣までの流れを簡単に書いてみると
2017年5月上旬 書類提出
↓
2017年6月中旬 書類審査通過
↓
2017年7月中旬 二次試験(都内で面接)
↓
2017年8月中旬 合格発表
↓
2017年9月上旬 職種別事前研修(3日間)
↓
2017年10月上旬~12月中旬 派遣前訓練(70日間)駒ヶ根訓練所
↓
2018年1月9日 日本出国
2018年1月10日 パラグアイ到着
こんな感じです。
職種別事前研修は人によって様々ですが、全くない人もいれば1か月近く研修する人もいるようです。
訓練所は駒ヶ根訓練所、二本松訓練所、JICA横浜の3か所に分かれます。
私が派遣された時期は、年末年始を挟む関係で航空券代の上昇等の理由により、訓練終了後から派遣までの期間が長めなのですが、友人に会っていたらあっという間に時間は無くなりました。。。
試験には健康診断の結果も含まれるので、日々の健康管理は大切です。
はじめに。
当時勤めていた看護師の仕事を退職し世界一周の旅に出発したのは28歳の時。
1年半かけて訪れた国々でいろいろなものを見て、現地の人や多くの旅人と出会い、価値観の変化を感じるようになりました。
しかし、その中でも変わらなかったのが、「看護師として海外に出て現地の人々の役に立てるような仕事がしたい」ということ。
方法は1つではないと思いますが、旅先でのご縁もあり、青年海外協力隊の試験を受験することとなり、無事に合格、パラグアイに2年間派遣される運びとなりました。
旅をしていた時に南米大陸が大好きになったので、また南米に戻れること、そこで現地の人々と関われることが嬉しいという気持ちとともに、本当に自分に出来ることなんてあるのかな、という気持ちもあります。
2年間という時間は長いようで短いのかもしれません。
2年後の私がどうなっているかなんて全く想像がつかないけれど、長旅を終えて少し価値観が変わったように、自分の気持ちに変化が生じたり、変わらないで持ち続けられる信念のようなものができているかもしれません。
そして今、変わりたくないと思うような気持ちもいつか変化してしまうのかなぁと感じています。
そこで、2年間の活動が終了した時に自分で振り返りができるよう、日記代わりにブログを書き始めることにしました。
飽きずに書き続けるために更新頻度は多くないかもしれません。よろしくお願いします。
ちなみに…ブログのタイトルは旅の最中、当時キルギスに滞在していた時に作ったブログをそのまま再利用したものです。ブログのタイトルをつけてくれた2人に申し訳ないので今度こそ続くと良いなぁ~。